光回線は速くて安定していますが、どの家でも引けるわけではありません。この記事では、光回線を使えない主な理由と、代わりになるインターネット回線の選び方をまとめました。
結論
結論:携帯の電波が強い地域ならホームルーター、電波が弱い地域や山間部・離島なら Starlink が向いています。どちらも工事なしで使えます。
光回線を使えない主な理由
- 賃貸で工事の許可が出ない:壁の穴あけや配線に大家さんや管理会社の許可が必要で、断られることがあります。
- 建物の設備がない、古い:集合住宅では、建物の設備によって光回線を引けないことや、選べる種類が限られることがあります。
- 新築・引っ越しで開通を待てない:工事の日程しだいで、開通まで数週間かかることがあります。
- 提供エリアの外:山間部や離島などで、光回線がそもそも来ていない地域があります。
- 追加の工事費がかかる:建物の条件によっては、工事が大がかりになることがあります。
代わりになる 3 つの回線
| 回線 | 工事 | つながる仕組み | 向いている家 |
|---|---|---|---|
| ホームルーター | 不要 | 近くの携帯電話の基地局 | 携帯の電波が強い地域の家 |
| モバイルルーター | 不要 | 近くの携帯電話の基地局 | 一人暮らしで、外にも持ち歩きたい |
| Starlink | 不要 | 上空の衛星 | 電波が弱い地域、山間部・離島、災害への備えも重んじる家 |
ホームルーターと Starlink の実測の平均速度は、どちらも下り 200Mbps 前後です(2026 年 9 月時点、みんなのネット回線速度)。違いは、速さを左右するのが携帯の電波か、空の見え方かという点です。詳しくは「ホームルーター(置くだけ Wi-Fi)と Starlink を比べる」にまとめています。
状況別の選び方
賃貸で工事ができない
ホームルーターも Starlink も、壁に穴をあけずに使えます。Starlink はアンテナを屋外に置く必要があるので、ベランダや庭に置いていいかを、管理規約や管理会社に確かめます。ケーブルは窓などから引き込みます。
新築・引っ越しで開通を待てない
Starlink は届いたらすぐに使え、最低利用期間もありません。そのまま Starlink だけで暮らすなら、光回線の工事そのものがいりません。光回線の開通を待つあいだだけ使い、開通したらスタンバイモード(月 1,585 円)で止めて災害用に持っておくこともできます。
山間部・離島で光回線がない
携帯の電波も弱い地域では、ホームルーターは速さが安定しないことがあります。Starlink は空が開けていれば、基地局からの距離に関係なく使えます。道路が寸断されやすい地域では、災害のときの連絡手段としても役立ちます。住んでいる地域が孤立しやすいかは、孤立リスク診断で確かめられます。
集合住宅で建物の設備が古い
建物の設備が古くて速さが出ない場合は、ホームルーターか、ベランダから空が広く見えれば Starlink を検討します。上の階や周りの建物で空がふさがっているなら、ホームルーターのほうが向いています。
選ぶ前に確かめること
- 未完了: スマートフォンの電波が、家の中でどれくらい入るか(5G・4G)
- 未完了: 屋外に、空が広く見える場所があるか(Starlink アプリの「設置場所を探す」で確かめられる)
- 未完了: 賃貸・集合住宅の場合、屋外に機器を置いてよいか
- 未完了: 家族で使うか、外にも持ち歩くか
- 未完了: 災害のときにも使いたいか
Starlink を災害時の「もう一本の回線」にする
Starlink 公式サイトで最新料金を見るまとめ
光回線を引けない家でも、工事なしで使える回線があります。携帯の電波が強ければホームルーター、電波が弱い地域や山間部・離島なら Starlink が向いています。Starlink の工事については「Starlink の工事は大変?置くだけで使える家と、工事を頼んだほうがいい家」、光回線との違いは「光回線と Starlink を比べる」で解説しています。